戦略コンサルタントは副業できる?案件の獲得方法やおすすめサイトを解説

最終更新日:
週3〜案件があるフリーコンサルタント向けのフリーランスエージェント
【第1位】ProConnect(プロコネクト)(公式サイト: https://pro-connect.jp/
フリーコンサル向けの求人数が多いエージェント。SAP/ERP系の案件や、PMO,PM系案件あり。
全体的にはIT系コンサル系案件が多い。
稼働率60%未満案件もあり。起業を検討している方や、プライベートとのバランスが取りたい方にもおすすめ。

【第2位】ハイパフォコンサル(公式サイト:https://www.high-performer.jp/consultant/
PMO/PM案件の求人が多いフリーコンサルエージェント。
リモート案件80%以上・月120万円以上案件率60%以上。
東証グロース市場上場のINTLOOP株式会社が運営。

【第3位】フリーコンサルタント.jp(公式:https://freeconsultant.jp/  
上場企業の株式会社みらいワークスが運営。老舗のフリーコンサルエージェント。
求人数も多く、稼働率60%未満の案件も豊富。

戦略コンサルの副業案件を探している人で、以下のように考えている人はいませんか?

  • 稼働率20%〜・リモートなど、低稼働のプロジェクトに入って稼ぎたい
  • 独立する前に個人で副業で働いてみて、自分のスキルが通用するか試したい
  • 空いた時間や休日を、副業して有意義に使いたい

今回は戦略コンサルの副業をしようと考えている方に向けて、副業案件が豊富なエージェントを紹介します!

この記事では、以下のエージェントをおすすめしています。

各エージェントよって扱っている案件は異なるので、より理想の案件を見つけるために最低でも2〜3つのエージェントに無料登録して案件を紹介してもらいましょう。

今回紹介するエージェントの特徴は、以下のとおりです。
表は左右にスクロールできます

公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
ProConnect(プロコネクト)
https://pro-connect.jp/ ★★★★ 週2~5日 ・IT・戦略・業務・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱う
・高単価なプライム案件を多く保有
・稼働率が60%〜の案件やリモートワーク可能な案件も多く保有
・フレキシブルな働き方を目指すフリーコンサルにもおすすめ
ハイパフォコンサル(High Performer Consultant)

https://www.high-performer.jp/consultant ★★★ 週2〜5日 ・上場企業であるINTLOOP社が運営する、PMO/PM系の案件に強いフリーランスコンサル特化エージェント
・業界最大規模の案件数
・月120万円の高単価案件、リモート案件などが豊富です。
・稼働率60%未満(=週3日以下)の案件もあり
フリーコンサルタント.jp
フリーコンサルタント.jp
https://freeconsultant.jp/
★★★ 週2~5日 ・株式会社みらいワークスが運営するフリーランス向けの案件紹介サービス
・特にコンサルタント・PM・PMOなどプロフェッショナル人材に特化
・大手からベンチャーまで700社以上との取引実績があり
・リモート・スポット・短期など柔軟な働き方に対応した案件も豊富

(※表は横にスクロールできます)

表は左右にスクロールできます

DAI
各エージェントによって扱っている案件は異なります。そのため複数のエージェントに登録し、数多くの案件から自分に合った案件に出会えるようにしておくことが重要です。

戦略コンサルの副業はできる?未経験からも可能?

戦略コンサルタントの副業は可能です。特にリモート案件やプロジェクト単位の業務委託が増えており、副業としてのニーズも高まっています。

未経験から始めるには、まず論理的思考力や課題解決力、資料作成スキルを身につけることが重要です。

最初は中小企業向けの経営支援や業務改善案件が入りやすく、ココナラやクラウドワークスなどの副業サイトで実績を積むとよいでしょう。加えて、コンサルに特化したフリーランスエージェントの活用もおすすめです。

実績が増えると、高単価な案件や大手企業との契約も見込めます。未経験でも着実にスキルを磨けば、戦略コンサル副業は十分に実現可能です。

戦略コンサル向け副業案件の単価相場

単価中央値: 70.0万円
単価平均値: 69.6万円
単価相場案件数
0〜9万円91件
10〜19万円98件
20〜29万円155件
30〜39万円217件
40〜49万円234件
50〜59万円256件
60〜69万円516件
70〜79万円690件
80〜89万円533件
90〜99万円412件
100〜109万円262件
110〜119万円63件
120〜129万円112件
130〜139万円17件
140〜149万円14件
150〜159万円17件
160〜169万円14件
170〜179万円1件
180〜189万円1件
190〜199万円0件
200〜209万円8件
210〜219万円0件
220〜229万円0件
230〜239万円0件
240〜249万円0件
250〜259万円3件
260〜269万円0件
270〜279万円0件
280〜289万円0件
290〜299万円0件
300〜309万円0件
310〜319万円0件
320〜329万円0件
330〜339万円0件
340〜349万円0件
350〜359万円0件
360〜369万円0件
370〜379万円0件
380〜389万円0件
390〜399万円0件
400〜409万円0件
410〜419万円0件
420〜429万円0件
430〜439万円0件
440〜449万円0件
450〜459万円0件
460〜469万円0件
470〜479万円0件
480〜489万円0件
490〜499万円0件
500〜509万円0件
510〜519万円0件
520〜529万円0件
530〜539万円0件
540〜549万円0件
550〜559万円0件
560〜569万円0件
570〜579万円0件
580〜589万円0件
590〜599万円0件
600〜609万円0件
610〜619万円0件
620〜629万円0件
630〜639万円0件
640〜649万円0件
650〜659万円0件
660〜669万円0件
670〜679万円0件
680〜689万円0件
690〜699万円0件
700〜709万円0件
710〜719万円0件
720〜729万円0件
730〜739万円0件
740〜749万円0件
750〜759万円0件
760〜769万円0件
770〜779万円0件
780〜789万円0件
790〜799万円0件
800〜809万円0件
810〜819万円0件
820〜829万円0件
830〜839万円0件
840〜849万円0件
850〜859万円0件
860〜869万円0件
870〜879万円0件
880〜889万円0件
890〜899万円0件
900〜909万円0件
910〜919万円0件
920〜929万円0件
930〜939万円0件
940〜949万円0件
950〜959万円0件
960〜969万円0件
970〜979万円0件
980〜989万円0件
990〜999万円0件
1000〜1009万円0件
1010〜1019万円0件
1020〜1029万円0件
1030〜1039万円0件
1040〜1049万円0件
1050〜1059万円0件
1060〜1069万円0件
1070〜1079万円0件
1080〜1089万円0件
1090〜1099万円0件
1100〜1109万円1件
2025年6月時点
インディバースフリーランスが提携しているエージェントの全求人データをもとに抽出した結果ですが、平均単価相場/月は約65.6万円でした。高単価の案件を探している人は、高単価案件が豊富なProconnectで案件を探すのがおすすめです。

戦略コンサルの副業案件例

戦略コンサルの副業ができる案件例を紹介します。案件のスキル感や単価相場などを参考にしてください。※案件は掲載当時の情報なので、募集が終了している場合もあります。

案件例1

案件タイトル大企業向け経営管理システムなどを提供する企業でデータ活用における戦略コンサルタント支援(リモート可)
単価〜 1,200,000円
案件概要
経営層や経営企画/事業企画の方々に対し、社内にある多くのデータ(管理会計データ、非財務データ)を活用し、将来予測や予見されるビジネスシナリオ、リスク等を提示していただき、経営判断に活用できるように提案...
必要スキル
・大企業向けの戦略コンサルティング経験
求人元FLEXY(フレキシー)
公式ページhttps://flxy.jp/

案件例2

案件タイトル【PMO】5G戦略コンサル案件 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)/)| テクフリ
単価〜 1,100,000円
案件概要
PJ推進メンバーとしてインテリジェンスがあり、PMOが出来る方 下記PJのようなものが複数走っており、横断的に管轄するチームメンバーとし て参画 リード役は顧客側で立ててもらい、その下で動くイメージで...
必要スキル
・コンサルファーム出身者
・戦略コンサル経験者
・PJ推進が得意な方
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例3

案件タイトルグローバル企業で日本市場参入戦略の策定支援(フルリモート)
単価〜 1,500,000円
案件概要
本ポジションでは、元請けのグローバルクライアントのGTM案件における戦略コンサルタントとして、日本市場への参入・拡大を目指す企業の成功を支援します。・日本市場参入・拡大戦略の策定・初期仮説構築・検証・...
必要スキル
・コンサルティングファームでの実務経験(3年以上)・英語を使用したプロジェクトの経験・英語での提案資料作成・プレゼン、プロジェクトマネジメント経験・営業戦略の策定経験
求人元FLEXY(フレキシー)
公式ページhttps://flxy.jp/
ご紹介した案件はあくまでも一例です。エージェントに登録すると非公開案件が見られるので、まずは登録して自分のスキルに合った案件があるかチェックしてみましょう。

戦略コンサルの副業案件探しにおすすめのエージェント

DAI
基本的には副業案件自体がどのエージェントでも少ないため、「求人数が多いProConnectに1社登録し、2-3社並行して登録しておくと、よりよい副業求人に出会うことができます。

ProConnect(プロコネクト)

運営会社 株式会社WorkX
公式サイト https://pro-connect.jp/
契約形態 業務委託契約 ・派遣契約
対応地域 日本全国 ・海外
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月9営業日目に支払い。
※以下の場合は30日サイト(翌月末払い)へ変更される場合あり
・必要書類(作業報告書、経費領収書など)が指定期日までに指定の方法でご提出いただけない場合
・差し戻しが発生した場合
・特定条件を満たす案件の場合
・派遣契約の場合
求人数 1600件
リモート求人数 -
福利厚生 情報なし

ProConnect(プロコネクト)は、IT・戦略・業務・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱うエージェントです。

高単価なプライム案件を多く保有するほか、稼働率が60%〜の案件やリモートワーク可能な案件も多く保有しており、フレキシブルな働き方を目指すフリーコンサルにもおすすめです。

ProConnect公式

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ProConnect(プロコネクト) の評判・口コミを解説 | 特徴やメリット・デメリットも解説

High Performance Consultant(ハイパフォコンサル)

運営会社 INTLOOP株式会社
公式サイト https://www.high-performer.jp/consultant/
契約形態 業務委託契約
対応地域 全国
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月15日に支払い
求人数 1,017件 (2025年6月24日 現在)
リモート求人数 843件 (2025年6月24日 現在)
福利厚生 フリーランス向け 福利厚生プログラム fukurint -フクリント-
・税務・会計のお悩み解決サポート
・キャリア拡大に向けたスキルアップサポート
・健康維持のためのライフスタイル向上サポート

税理士紹介サービス
税務業務を支援する税理士をご紹介


ハイパフォコンサルは上場企業であるINTLOOP社が運営する、PMO/PM系の案件に強いフリーランスコンサル特化エージェントです。

業界最大規模の案件数を持ち、月120万円の高単価案件、リモート案件などが豊富です。

稼働率60%未満(=週3日以下)の案件もあります。

エンド直請け・上場企業案件が豊富で月180〜210万円級の高単価を実現。報酬は月末締め翌月15日払いと資金繰り安心です。

ハイパフォコンサル 公式
【最新】ハイパフォコンサルのリアルな評判を紹介 メリットや使い方についても解説

フリーコンサルタントjp

フリーコンサルタント.jp

運営会社 株式会社みらいワークス
公式サイト https://freeconsultant.jp/
契約形態 業務委託契約
対応地域 全国
支払いサイト 月末締めの翌々月10日支払(40日サイト)
福利厚生 情報なし

「フリーコンサルタント.jp」は、株式会社みらいワークスが運営するフリーランス向けの案件紹介サービスです。

特にコンサルタント・PM・PMOなどプロフェッショナル人材に特化しています。

大手からベンチャーまで700社以上との取引実績があり、リモート・スポット・短期など柔軟な働き方に対応した案件も豊富です。

フリーコンサルタント.jp 公式
フリーコンサルタント.jpのリアルな評判は?利用方法やメリット・デメリットを紹介

戦略コンサルの副業案件を探す基準

戦略コンサルの副業は、案件ごとに稼働率や単価、勤務形態などの条件が異なります。

DAI
副業として本業とのバランスをとって働ける、あなたに合った案件を選ぶことが重要です。

戦略コンサルの副業を探す際、ポイントとなるのは以下の4点です。

  1. 土日・平日早朝・夜の稼働が可能か
  2. 週の最低稼働日数が少なくてもよいか
  3. フルリモート案件があるか
  4. 高単価な案件が多いか
DAI
順番に解説していきます!

①土日・平日早朝・夜の稼働が可能か

土日・平日早朝・夜の稼働ができるかどうかは、特に重視したいポイントです。

平日の日中以外に稼働できれば、本業やプライベートが忙しくてもフレキシブルに働くことができます。

DAI
たとえば土日のみ稼働の案件であれば、平日は本業に集中できます。

副業コンサルの魅力のひとつは、稼働時間に融通をきかせられる点でしょう。

案件の中には、時間帯や曜日が固定されておらず、クライアントとの会議に合わせて稼働日を決められるものもあります。

DAI
特にスタートアップや小規模ベンチャーの出している求人は、柔軟に働けるものが多いです。

②週の最低稼働日数が少なくてもよいか

稼働時間帯とは別に、週の最低稼働日数(稼働率)も見ておきましょう。

DAI
副業をするなら、週の最低稼働日数が1〜2日(稼働率20~40%)など、稼働率50%以下に設定されている案件がおすすめです。

最低稼働日数(稼働率)が少ない方が、本業やプライベートと両立しやすいからです。

副業コンサルの案件を始めようと考えている方の中には、自身で事業を持っていたり起業の準備をしていたりする方もいるでしょう。

副業の稼働率の上限をあらかじめ設定しておくと、案件を比較検討しやすくなります。

③フルリモート案件があるか

フルリモート案件があるかどうかも、戦略コンサルの副業を探す上で大切です。

副業はプライベート時間を使って行うものなので、通勤などの余分な時間はなるべく抑えたいものです。

フルリモート案件なら場所を選ばず、また通勤時間もかからないので、効率よく働くことができます。

DAI
コンサルティングはリモートと相性がよいので、見つかる可能性が高いですよ!

ただしフルリモート案件は人気が高くすぐに無くなってしまうので、気になったらすぐに応募するようにしましょう。

④高単価な案件が多いか

戦略コンサルの副業案件は比較的単価が高い傾向にあるものの、エージェントによって報酬に差があります。

似た内容の案件であれば、より高単価な方を選びましょう。

DAI
実際に単価が異なっても、求められるレベルにそこまで差がないケースは多いです。

スタートアップと大手企業との間には、以下の違いが見られます

  • スタートアップやベンチャー企業:人件費を抑えるため比較的単価が安い傾向裁量を持って仕事できるケースが多い
  • 大手企業:高単価案件が豊富。チャレンジングな業務はベンチャーに比べると少なめ

自分の能力や経験をもとに、できる限り高単価の案件に挑戦するようにしましょう

戦略コンサルの副業をするために必要な準備

戦略コンサルの副業を始める前に、しておきたい準備が2つあります。

  1. 実務経験・スキルを棚卸しておく
  2. 副業案件を探すためのサイトに登録しておく
DAI
上記2つを済ませておくと、あなたに合った副業案件を見つけやすくなります。事前に必ず済ませておきましょう!

実務経験・スキルを棚卸ししておく

戦略コンサルに関連する実務の経験やスキルを具体的に挙げられるようにしておきましょう。

一口に「戦略コンサル」といっても、中長期の戦略立案、マーケティング戦略、新規事業立案、M&Aや人事など、その範囲は多岐にわたります。

DAI
「戦略コンサルができます!」だけでは、「現状のスキルでどれだけクライアントの事業に貢献できるか」が伝わりません。

そのため戦略コンサルの実務経験やスキルを以下のように細分化し、それぞれに紐づいた経験を詳しく書き出しましょう

  • 過去に携わった戦略立案の具体的な実績
  • DD(デュー・デリシャス)の具体的な実績
  • オペレーション改善/戦略実行支援の具体的な実績
DAI
たとえば「経常収益が数千億円超のプロジェクトに〇年携わった」「半年で顧客企業の利益を最大化した」などです。

また、言わずもがなコミュニケーション能力や論理的思考力、データ分析のスキルは必要不可欠です。

副業案件を探すためのサイトに登録しておく

次に戦略コンサルの副業案件を探せるエージェントサイトに登録しましょう。

あらかじめ利用できる状態にしておくことで、万が一急に案件が中止になっても次のプロジェクトをすばやく探せます。

戦略コンサルの場合、コンサル案件を専門に扱っているエージェントを利用するのがおすすめです。

DAI
先ほど紹介したエージェントは無料で使えるので、気になるエージェントにはすべて登録しておきましょう

戦略コンサルの副業案件を行うメリットは?

本業にプラスして、副業でコンサルティングを行うことは決して楽ではありません。

経営層に直接やりとりをする戦略コンサルならば、なおさらです。

しかし、戦略コンサルの副業案件には以下のようなメリットもあります。

  1. 収入が増える
  2. スキルアップにつながる
  3. 人脈を広げることができる
DAI
戦略コンサルの副業は大変な分、得られるものもたくさんあります!それぞれ見ていきましょう。

収入が増える

まず、副業すれば本業以外で報酬をもらうことになるので、収入が増えます。

戦略コンサルは企業の経営層が抱える経営課題を解決する上流工程の業務なため、単価が高い傾向にあります。

副業は会社に雇用されない労働形態なので、稼働時間がそのまま収入につながります。

DAI
収入源が増えると、生活の余裕だけではなく精神的な余裕も生まれますよ!

スキルアップにつながる

コンサルの副業は、実績や経験が豊富な領域や、今後磨きたいスキルの案件を自分で選んで参画できます。

特に戦略コンサルの場合、経営層と密にかかわり業務を行うため、将来起業を考えている方にとって経営スキルを磨く機会にもなります。

また副業により本業とは異なる業界の案件に携わり、深い知見を得られるというメリットもあります。

DAI
その結果本業の業務範囲を広げることができれば、収入を伸ばせる可能性もあります。

人脈を広げることができる

人脈を広げられることも、戦略コンサルの副業をするメリットです。

しかし、条件の良い戦略コンサルの副業案件は人気が高く、競争率も高いです。

人脈を広げることで、より条件の良い戦略コンサル案件に参画できる、長期プロジェクトにアサインしてもらえるなど、チャンスが広がります。

また、さまざまな企業の経営戦略に関わることで、ニーズに合致した生きた知見を手に入れられます。

戦略コンサルで副業するデメリットって?

戦略コンサルの副業にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

戦略コンサルで副業を始める前に留意しておきたいデメリットとして、以下があります。

  1. 本業との兼ね合いが難しくなる
  2. 休みが取れなくなる
DAI
デメリットとはいえ、あらかじめ対策することが可能です!ぜひ参考にしてください。

本業との兼ね合いが難しくなる

副業の稼働時間やタスク量を管理しないと、本業とのバランスが取れなくなってしまう可能性があります

戦略コンサルは企業の状況の調査・分析から実行支援まで、担当する範囲が幅広いため、はじめから案件をとりすぎると本業の時間を圧迫しかねません。

最初は短期プロジェクトから受注し、副業のある生活パターンに慣れることから始めましょう。

副業に慣れつつ、案件数を徐々に増やすか、ハイレベルの案件に挑戦することがおすすめです。

休みが取れなくなる

戦略コンサルだけでなく副業全体のデメリットとして、趣味や家族との時間など、プライベート取りづらくなることが挙げられます。

休みを確保するためには、副業に充てる時間をあらかじめ決めておくことが大切です。

稼働率の上限を決めておかないと、仕事とプライベートのメリハリがつかないので、24時間気が休まりません。

副業よりも本業、本業よりも休養が大切です。

副業に必要以上の時間と力を使うのはおすすめしません。タイムマネジメントは徹底的に行いましょう。

戦略コンサル案件の副業で収入を増やすポイント

専業のフリーコンサルタントと比べると、副業の戦略コンサルは業務に費やせる時間が限られています。

そのため、短時間でいかに効率的に稼ぐかが大切です。

戦略コンサルの副業案件で高収入を得るためのポイントは以下の3つです。

  1. 単価が安い案件は控える
  2. 複数のエージェントに登録して、自分のスキル感を相見積もりしてもらう
  3. エージェントを利用する場合はマージン率を確認する

1つずつ見ていきましょう。

単価が安い案件は控える

収入にもっとも大きな影響を与えるのは、案件単価です。

コンサルタントの場合、案件によってはタイトル(役職)が始めから指定されているものもあります。

シニアマネージャー以上限定の案件となると、単価も一気に上がります。

また求められるレベルや経験が同じでも、案件によって単価が異なるケースも少なくありません。

手当たり次第に応募せず、複数の案件を集めてから比較しましょう。

DAI
単価と稼働率のバランスを見て、妥協せず納得できる案件を選びましょう。

複数のエージェントに登録して、自分のスキル感を相見積もりしてもらう

案件を探す際は、いくつかのエージェントに登録して、自分のスキル感を相見積もりしてもらうことがおすすめです。

相見積もりしてもらうと「自分の経験やスキルにどれくらいの市場価値があるか」が客観的にわかるため、ニーズに合った案件に応募できる可能性が高まります。

また、自分の実績を高く評価してくれるエージェントに登録すれば、単価の高い案件も見つかりやすくなります。

DAI
担当エージェントとの相性やサポート体制も大切です。ぜひ複数登録しましょう。

エージェントを利用する場合はマージン率を確認する

エージェントを使って副業案件を探す場合は、マージン率(ブローカー料)を把握しておきましょう。

副業に利用できるエージェントのマージン率は、一般的に10〜20%が相場です。

DAI
たとえばマージン率が20%の場合、クライアントが100万円の仕事を発注しても、こちらが得られる報酬は80万円です。せっかくならマージン率の低いエージェントを利用したいですよね。

ですが、ほとんどのエージェントはマージン比率を公開していません。

そこで確認すべきなのは、直接契約(エージェント以外に仲介企業を挟まない契約形態)かどうかです。

直接契約の案件を選べば、エージェントを介さないためマージンが引かれず、高い報酬を維持したまま参画できます。

戦略コンサルの副業を始める際の注意点

戦略コンサルの副業を始める際は、以下の4点に注意しましょう。

  1. 土日・平日夜の稼働が可能か確かめる
  2. スケジュール管理をしっかり行い、可能な範囲で始める
  3. 副業可能か会社に確認する
  4. 確定申告が必要か確認する
DAI
順番に見ていきましょう!

土日・平日夜の稼働が可能か確かめる

案件選びの基準でも紹介しましたが、受注したい案件が土日・平日夜の稼働OKかを確かめましょう

土日に稼働できない案件の場合、本業との両立が難しくなる可能性があります。

土日も平日夜も稼働できない案件は、副業ではなく専業のフリーコンサルタントのための案件と考えたほうがよいです。

DAI
どんなに単価や業務内容が魅力的でも、稼働時間が合わないものは候補から外しましょう!

スケジュール管理をしっかり行い、可能な範囲で始める

まずは副業するためのスケジュールを立てていきましょう。

たとえば「週に〇時間副業の時間を確保できるから、稼働率〇%以下の案件を探そう」などです。

まずは小規模から副業案件からスタートし、本業とのバランスの取り方やスケジュール管理の要領を得たら、少しずつ難易度を上げていきましょう。

本業からの安定した収入がある場合、最初から急いで稼ぐ必要はないでしょう。

DAI
副業を始めて数ヶ月の間は、収入よりも副業のペースに慣れることに注力しましょう。

副業可能か会社に確認する

前提として、本業の会社が副業OKか確認する必要があります

副業が禁止されているなら、素直に従うようにしましょう

DAI
副業がバレても解雇になることはほとんどありませんが、会社からの信用を失いかねません。

規定は各々異なるものですが、基本的に公務員は副業が禁じられています。

一部では認められる場合もありますが、副業をする旨を伝える必要があります。

副業が可能な企業であっても、以下の行為は行わないように注意しましょう。

  • 本業企業の競合に加担する副業
  • 会社の業務に明らかに支障をきたす副業
  • 風俗や暴力団など社会的信用を損ねる副業
DAI
あくまで第一優先は本業であることを忘れないでください!

確定申告が必要か確認する

副業収入が年収20万円を超えた場合、自分で確定申告を行う必要があります。

DAI
正社員は会社が税金計算をしてくれますが、個人で働く副業は自分で計算・納税しなければなりません。

以下のように準備しておくと、確定申告の際の負担が減ります。

  • 生活口座とは別に、副業専用の口座を用意する
  • 副業に関する出費は経費にできるので、領収書をとっておく
  • 会計ソフトなどを使用して取引を記録する

確定申告が期限内に終わらないと遅滞税を支払うことになる可能性があります。毎年早めに提出するようにしましょう。

戦略コンサルの副業についてよくある質問

最後に戦略コンサルの副業についてよくある質問をまとめました。

  1. 週何日から副業できる?
  2. リモートワーク可能な案件はある?
  3. 戦略コンサル未経験で副業できる?
  4. 戦略コンサルで副業するために必要な実務経験やスキルって?
  5. 戦略コンサルの副業からフリーランスとして独立するには?

順番に紹介します。

Q1. 週何日から副業出来る?

DAI
週1(稼働率20%)から副業可能です。

ただし週1勤務可能な案件は非常に人気で競争率が高いため、見つけたら早めに応募するようにしてください。

Q2. リモートワーク可能な案件はある?

DAI
A.コンサルティングはリモートワークと相性のよい業務なので、リモートワーク可能な案件は多くあります。

しかし、上流工程ではクライアントとの打ち合わせが頻繁に行われるため、一部リモートで必要に応じて出勤という場合もあります。

Q3. 戦略コンサル未経験で副業出来る?

DAI
A.戦略コンサル未経験OKの副業案件はほぼありません。

実際求人の条件欄を見てみても、「戦略コンサルの実務経験◯年以上」と記載されていることがほとんど。

副業を始める際に戦略コンサルが未経験であるなら、まずはコンサルティングファームで戦略コンサルの実務経験を積むようにしましょう。

Q4. 戦略コンサルで副業するために必要な実務経験やスキルって?

DAI
A.基本的に副業は「実務経験のある業務の案件しか取れない」と考えましょう。

クライアントはあなたを戦略コンサルのプロフェッショナルと見なし業務を依頼します。

会社とは違って教育コストをかけることはありません。

必要な実務経験を積むようにしましょう。

Q5. 戦略コンサルの副業からフリーランスとして独立するには?

DAI
A.副業からフリーランスとして独立するベストタイミングは、副業収入が本業を超えたときです。

フリーランスの短所は安定性に欠けることで、リスクはできるだけ抑えることが重要です。

DAI
独立した途端副業の契約が途切れ、無収入になってしまうこともあり得ます。独立の前に複数のクライアントと繋がっておくと安心ですよ。

まとめ

今回、戦略コンサルの副業案件のポイント、おすすめエージェント、案件例について解説しました。

戦略コンサルの副業案件は週1日稼働やフルリモートOKなものも多く、限られた時間で効率的に稼ぐことができます。

条件や稼働率を吟味して、自分に合うものを選んでください。

DAI
今回紹介した副業エージェントは下記の通り。無料で登録できるので、ぜひ戦略コンサルの副業にチャレンジしてみてください!
週3〜案件があるフリーコンサルタント向けのフリーランスエージェント
【第1位】ProConnect(プロコネクト)(公式サイト: https://pro-connect.jp/
フリーコンサル向けの求人数が多いエージェント。SAP/ERP系の案件や、PMO,PM系案件あり。
全体的にはIT系コンサル系案件が多い。
稼働率60%未満案件もあり。起業を検討している方や、プライベートとのバランスが取りたい方にもおすすめ。

【第2位】ハイパフォコンサル(公式サイト:https://www.high-performer.jp/consultant/
PMO/PM案件の求人が多いフリーコンサルエージェント。
リモート案件80%以上・月120万円以上案件率60%以上。
東証グロース市場上場のINTLOOP株式会社が運営。

【第3位】フリーコンサルタント.jp(公式:https://freeconsultant.jp/  
上場企業の株式会社みらいワークスが運営。老舗のフリーコンサルエージェント。
求人数も多く、稼働率60%未満の案件も豊富。